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自己否定止まらない!やめたい!頭の中のネガティブ・批判を止めるには?

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頭の中の批判を止めるには?

ネガティブな想像が膨らんだり、自分責めが止まらなくなることってありませんか?

自己否定が止まらなくて、毎日スタミナ削られてる感じがするよ。

批判や想像が膨らみすぎると、気も休まらないし疲れも取れないですよね…
今回は、イーサン・クロスさんの「Chatter(チャッター)」を参考に頭の中を軽くする方法を考察していきましょう!

頭の中があなたを疲弊させていた?

自己否定

今回紹介する本

著 者 :イーサン・クロス
翻訳者 :鬼澤 忍
題 名 :『Chatter(チャッター): 「頭の中のひとりごと」をコントロールし、最良の行動を導くための26の方法』
出版社 : 東洋経済新報社
発売日 : 2022.11.18
ページ数: 336頁

タイトルになっているチャッターは、頭の中の批判的な言葉を指します。チャッターの主な特徴はコチラです。

チャッター(頭の中の批判的な言葉)の特徴
①連想的にネガティブな考えが浮かぶ
②自分の問題を考えるのに多くの時間を使う

たしかに、負のループに入っている時は、問題のことばかりにフォーカスして過ごしていたり、考えすぎて"こうなったらどうしよう"が無限に出てきたりするかも。

問題にぶつかった時に、チャッターがあるかないかで心と体へのダメージが大きく変わってきますよ。

でもさ、こういうのって勝手にわいてくるもんじゃない?なんとかできるもんなの?

そこが一番気になりますよね!では、本ではどんな対策が紹介されているのかを見ていきましょう!

頭の中のネガティブ・批判を止めるにはどうしたらいい?

「Chatter(チャッター)」では、対策方法を26個も紹介してくれています。ここでは、2つの観点に絞って一部をご紹介します!

本のごく一部に注目

①自分の頭の中のネガティブ・批判を止める方法

②他者が困っているときに視野を広げてあげる方法

1つ1つ詳しく見ていきましょう!

対策①自分の頭の中のネガティブ・批判を止める方法

個人的に一番日常に使えるネガティブ・批判を止める方法だと感じたのは、自分の名前を呼びかけ話しかける方法です。

対策①

自分の名前を呼びかけ話しかける

ポイントは、人に話すように投げかけること。頭の中の思考が「私は〜」から「名前は〜」に変わるだけで感覚が少し変わるはずです。

自分の悩みだと手に負えないのに友達の悩みだと客観的な判断ができませんか?

確かに、問題を外から見た方が冷静に考えられるっていうのはあるね。

どうしても、自分の悩みだと近視眼的になって見えるものも見えなくなってしまうものです。この方法を使うと一時的に少し高い視点から物事がみえるようになりますよ。

26個もある中で特にこの方法が響いたのは、何で?

作者の方の体験を元に発掘された方法だったというのが大きいです。脅迫状が届くという極限状況でもこの手法が有効だと気づくエピソードはかなりインパクトがありました。そんな状況でも使えるなら日常だともっと活かせる場面はたくさんありそうだと。実験結果としても効果は実証されていますしね。

実際にやってみてどう?ネガティブ・批判を止める方法として使えそう?

個人的に自分一人でごちゃごちゃと考えるよりも”頭の中”と”現実”の切り離しはしやすいと感じています。考えあぐねているのは、過去のことや未来の想像で「今何も起きていない」ということにハッと気づけたら、だいぶ頭の大騒ぎが落ち着く気がしています。

え〜!じゃあ悩んだら僕もやってみよ!

対策②他者が困っているときに視野を広げてあげる方法

今度は自分じゃなくて人の場合か〜。

本によると、人は嫌な経験を他者に話さずにはいられないという兆候があるそうです。

一般的にも人に話すことが気晴らしの有効手段としてよく挙げられていますが、方法を間違えると悪いことを繰り返し考える”反芻”になってしまう可能性があることが指摘されています。

本では、テロなど危機的状況に追い込まれた人が回復してない状態のまま積極的に出来事を話すことで逆に苦しんでしまったという例が挙げられています。

“反芻”になると、嫌な経験が何度も蘇っちゃうことになるもんね。

人の相談において重要なのが、①共感して感情を承認し、②視野をひろげるための支援をすることです。視野を広げるための支援は、質問の投げかけや助言から相手が解決に向かうようにサポートすることを指します。この両方の要素が大切みたいですよ。

対策②

①共感して感情を承認し②視野をひろげるための支援をする

結構女性が「アドバイスしてほしい訳じゃない」って言ってるのを聞くから共感だけが大事なのかと思っていたんだけど…違うの?

もちろん共感も大切ですし、アドバイスの押し付けは気持ちを削いでしまうことにも繋がりかねません。そんな時は「見えない支援」をしてみたらどうかと本では提案してくれています。

見えない支援例

・さりげなく家事を手伝う

・似た経験をした人がどう対処したのか話す
(「こんなの見たよ/聞いた」→相手に直接アドバイスする形ではない)

アドバイスするのがいいときもあれば、さりげなく支援するのがいいときもあるってことね。正直判断が難しいけど、今まで共感だけしていてなかなか解決に繋がってなかった気がするから今後意識してみる!

頭の中を軽くできる一冊「Chatter(チャッター)」

頭の中をスッキリできる

今回は、「Chatter(チャッター): 「頭の中のひとりごと」をコントロールし、最良の行動を導くための26の方法」をご紹介しました。

副題にもあるように全部で26の方法が紹介されており、まだまだ内容は盛りだくさんです。気になる方は是非本を手にとってみてくださいね!

こんな方におすすめ!

自己否定が強く悩み過ぎてしまう方

ネガティブな想像が膨らんでしまう方

頭の中の批判を止めたいと思っている方

最後までお読みいただきありがとうございました♪