大人になったら払う税金の1つ、住民税。
実は、「住民税が高すぎる」というのは結構な人がぶつかる嘆きポイントなんです。
退職したら20万近く払えって言われたんだけど!住民税ってこんなに高いの?
会社勤めだと天引きされてるから、直接払うときにビックリしますよね…
今回は、住民税の基本ついて簡単に説明していきます!後半は、住民税を安くする節税方法も紹介しているので、是非最後までご覧ください!
【大人になったら払う税金】住民税とは?
住民税とは、自治体の行政サービス運用のために集める税金です。
1月1日に住んでいたところから徴収されます。
引っ越した後に前の土地から徴収されることもあるってことね!
教育 医療 福祉 道路整備 ゴミ収集 公共施設の維持 環境保全など
住民税は高いけど、このサービスの恩恵はありがたいですね。
住民税ってなんで高いの?
住民税は、前の年の収入(課税所得)によって、いくら払うかが決まります。
今払ってるのは前年度分の住民税という感じですね。
だから、会社に入って1年目の時は住民税取られてなかったんだ!収入がないから!
収入(課税所得)によって変動がある税金なので、稼いでいるほど高くなります。
だから、退職した時が1番大変です。
前の職場で稼いだ分の住民税を次の年に払わなきゃいけないってことだもんね。 転職先がすぐに決まってたらいいけど、そうじゃないと収入が下がったのに高い税金払わなきゃいけないのか。きつい…
住民税を安くする方法は?
サービスはすごく有り難いですが、住民税があまりにも高いと負担に感じますよね?
ここでは、住民税を安くする方法をご紹介します!
①住民税の減免制度
収入がガクッと減った時に使えるのが、減免制度です。
自治体ごとに設定されているので、場所によってはない場合もあります。
「地名 住民税 減免」で調べると"制度が設けられているか"が分かります。例として練馬区を見てみましょう!
1.生活保護法に規定する扶助を受けている場合・・・全額免除
2.失業等で生活が著しく困難となり、当分の間この状況の回復の見込みがないと認められる場合・・・全額免除
3.災害により自己が居住する住宅および家財に甚大な被害を受けた場合・・・被害の程度と前年の合計所得金額により減免割合が変わります
失業でも免除を受けられる場合があるんだ。助かるね。
住んでる場所の自治体が、減免制度を設けているのか是非確認してみてください!
②ふるさと納税
住民税を安くする方法の二つ目は、ふるさと納税です。
応援したい自治体に寄付して、寄付した金額-2000円が来年の税金から引かれる仕組みになっています。
返礼品まで貰えるので、普通に払うより断然お得ですよね。
節税できるのはいいけどさ…ふるさと納税って手続きは面倒じゃないの?
基本スマホとクレジットカードがあれば出来ます。自分がいくらまで寄付出来るか計算するために源泉徴収票があれば尚良いですね。
でもさ、確定申告とか分かんないし…
確定申告をしていない会社員の方は、5つの団体までだったらワンストップ特例という仕組みが使えます。送られてきた書類をそれぞれの自治体に返送すればいいだけなので確定申告よりも簡単ですよ!
(確定申告をしていらっしゃる場合は、ワンストップ特例は使えません。)
へぇ〜意外と簡単なんだ!
③iDeCo
最後に紹介する住民税を安くする方法は、iDeCoです。
iDeCoは個人責任のもと積み立てる年金の制度で、老後資金確保のために政府も積極的に推し進めています。だから、税制優遇がすごいんです。
iDeCoすごいね!でもそんな上手い話なくない?
もちろんデメリットもあります。
60歳まで引き出せないので、金銭的に余裕がある場合に利用するのがおすすめです。
掛け金は年に1回変更できるので、収入が厳しかったら最低掛け金の5000円で積み立てを行いましょう。
やるなら手数料が低いネット証券で開設しましょうね!
なるほどね〜。口座開設とかは少し難しそうだから、まずはふるさと納税からやってみる!
【大人になったら払う税金】住民税の基本まとめ
今回は、大人になったら払う税金である住民税の基本をご紹介しました!
今までの住民税の情報をまとめるとこのようになります。
こういう制度があると知るだけで、いざという時役に立ちますよ!最後まで読んでいただきありがとうございました♩