家事の中でも、創造力が必要な料理。
料理は献立も考えないといけないし、手だけじゃなく、頭も使うので家事の中でも結構労力がかかりますよね。
他の家事は頑張れば手を動かせば終わるけど。料理は頭も使うから疲れてる時余計しんどいよね。だからやっぱり料理嫌いだなって。
その気持ち、すごく分かります。だからこそ、今回は料理嫌いでもちょっと楽しくなれるレシピ本滝沢カレンさんの「カレンの台所」を紹介します。この本、私にとって本当に革命的だったんです!
自分だけで料理している時は、頑張ってもおいしくなくて嫌いに
料理本を勧めておいてアレなんですが…私、料理が大嫌いだったんです。
そんな自分でも楽しくできたので、この本を純粋におすすめしたいなと思いました。
料理嫌いなのはなぜかというのも自分で分析してみました。
①タイパが悪く感じてしまう
→調理にものすごく手間暇がかかったのに、早食いだからすぐなくなる
②頑張った割においしくない
→時間も労力もかけたのに、味がいまいち
③自分の分だけだと食事がどうでもよくなってしまう
→食事に対して割と欲がないため、めんどくさいが勝つ
料理嫌いな理由を明確にしても、めんどくさいのはどうにもなんないよね。
料理をはじめてすぐは、レシピ通りに作ればおいしくなるものだと考えていました…。
その時の料理はほぼただの作業で、機械的に手を動かしていた気がします。「〇〇分火にかけろ」と書いてある通りにやって焦がすこともよくありました。
レシピによくある”適量”にもブチ切れていました。「全部書けよ!」と。
レシピ通り作ればいいと思っていた分、味見をすることを忘れることも多く…あんまりおいしくない→やる気が削がれるというループにハマっていました。
おいしいかって重要だよね~。
料理教室いっても、料理嫌いは結局克服できず
そして、どうにもおいしくないので、料理教室に行き始めます。
ほう、料理嫌い克服にのりだしたんだ!
玉石混交のネットのレシピとは違って、料理教室のレシピはレシピ通りに作ればおいしいということに気が付きました。味見を忘れても、なんとか食べられる感じになりました。
ただ、料理は嫌いだけど食べられるものになったという感じで。まだまだ作業感は否めないし、結局毎度レシピにかじりついているのは変わりません。
はじめて料理が楽しいと感じた滝沢カレンちゃんの不思議レシピ
ここで、出会ったのが滝沢カレンさんの「カレンの台所」です。衝撃でした。表現方法がカレンさんらしく独特で、面白いレシピ本であるのはもちろんなのですが…
調味料がどれくらいの目安なのか全然書いてないんです!
また、これくらいの色になったら…とかの記載なので、自然とレシピではなく、その食材や調理中のフライパンや鍋の中をしっかり見るようになります。味見も沢山するようになりました。
自分なりに味見をしっかりしたからおいしいし、はじめて料理が楽しいかもという感覚になりました。
味覚だけでなく、視覚・聴覚・嗅覚・触覚全部使う感じがあって。感覚を研ぎ澄ませて作業を進めることがすごく新鮮でした。一つ一つの行動に「こんな感じか?」みたいな自分の感覚を感じて進めるので失敗も少ないし、したとしても学びに繋がりやすい気がします。
あんなに全部書けっていってたのに書いてない方が良かったっていうのが面白いね。
今までの私と同じように「レシピ通りに作ったのにおいしくない」「料理が労力の高い作業にしか思えないと感じる方に是非手に取ってもらいたいなと思いました。
①タイパが悪く感じてしまう
→簡単に作れるものも多い
②頑張った割においしくない
→自然と沢山味見するからおいしい
③自分の分だけだと食事がどうでもよくなってしまう
→感覚を研ぎ澄ます料理は結構楽しい
カレンさんの不思議な言葉選びがじわじわと笑えるので、単純に読み物として面白いですよ!
料理嫌いでも楽しく作れる「カレンの台所」
今回は、滝沢カレンさんの「カレンの台所」をご紹介しました。
この本では、今までの料理本にはない体感が味わえますし。「えっこれでいいんだ」ってくらい簡単に完成するものも多いです!気になる方は是非手に取ってみてくださいね!
・料理が面倒で嫌い
・レシピ通り作ってもおいしくない
・料理がただの作業みたいになってる
まだ自分は定番メニューばかり多用しているのですが、変わり種のメニューも載っているので少しずつ挑戦もしたいなと思いました。最後までお読みいただきありがとうございました♪