どんなに対策をとっても繰り返し起こる問題は、インナーチャイルドが関わっているかもしれません。
ぐるぐると同じ状況で悩む中で、メンタルケアとして専門の人に話を聞いてもらうカウンセリングはすごく有効です。
とはいっても、海外ではカウンセリングはセラピーとしてメジャーだったりもしますが、日本ではまだまだハードルがありますよね。
日常で家族や友達に話す分、料金を支払うカウンセリングは高すぎると感じる方もいると思います。今回はそんなインナーチャイルドを自分で癒す方法を探している方に向けて、おすすめの本をご紹介します。
今回おすすめするのは、橋本翔太さんの「わたしが「わたし」を助けに行こう」です!
インナーチャイルドの癒し方で自分で出来るものって?
著 者 : 橋本 翔太
題 名 :『わたしが「わたし」を助けに行こう ―自分を救う心理学―』
出版社 : サンマーク出版
発売日 : 2024.4.10
ページ数: 224頁
橋本翔太さんは、長年心の支援をしてきた公認心理師。YouTubeでも多くの情報を発信しています。
この本では、インナーチャイルドを「ナイトくん」という形にして伝えており、そのナイトくんを認識する方法から、癒すために自分で対話する方法が載っています。
インナーチャイルドとは
自分の内側にいる、過去の経験や感情が形成した内なる子供のこと
自分で質問を投げかけて奥底の気持ちを見つめていくワークは、すごくやりやすい形になっているので金銭面などでカウンセリングが難しいという場合に有効な手段だと感じました。
インナーチャイルドは、繰り返し起きている問題の根本にあるものなので「早くなくなってほしい」「なんでこんなことするんだ」と、どうしても責めてしまう気持ちが出てくると思います。
この本が個人的にすごく良いなと思ったのは、インナーチャイルドが私たちを守るために動いてくれていることを強く伝えている点です。ものすごく丁寧に説明してくれています。"インナーチャイルドが味方であること"を深めてからワークをすることで、より優しい気持ちで向き合えるはずです。だからこそ、ワークだけでなく本をしっかり読むことがおすすめです。
【補足】インナーチャイルドがどうしてもわからないならカウンセリング
状況のために必死で頑張ってきた人ほど、インナーチャイルドはもちろん、自分の気持ちがよくわからなくなっていることがあると思います。
そういった場合は、専門の人に導いてもらうほうが癒しやすいのではないかと感じています。
私も、メンテナンスとして月1カウンセラーさんに話を聞いてもらっています。自分の分析だけでは辿り着けなかった本音にタッチできて癒された経験があるので、カウンセリングも個人的に効果があると感じています。
今回は、自分でインナーチャイルドを癒せる方法として「わたしが「わたし」を助けに行こう」をおすすめさせていただきましたが、カウンセリングに興味がある方には別記事があるので、ぜひチェックしてみてくださいね!
インナーチャイルド本の入口としておすすめ「わたしが「わたし」を助けに行こう」
今回は、橋本翔太さんの「わたしが「わたし」を助けに行こう」をご紹介しました。
生きていると、なぜか似たような問題が繰り返し起こったり、ただの根性論でどうにもならない時があります。
そんな時にこういった自分でインナーチャイルドど癒す方法は、生きやすくなるためのサポートとしてすごく有効です。
とにかく自分だけでため込んで辛いときに、こういう方法があるという事だけでも知っていただけたら幸いです。気になる方は是非本を手にとってみてくださいね!
最後までお読みいただきありがとうございました♪
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