生活環境の変化やトラブルなど、心のバランスが崩れることは誰にでもあります。
近頃では心が疲れて体調を崩すことに対して理解が広がってきているものの、カウンセリングを受けるのは少しハードルが高いですよね?
今回は、カウンセリングはどんな感じ?ということが気になる方におすすめの一冊、土門蘭さんのエッセイ「死ぬまで生きる日記」をご紹介します!
【カウンセリングどんな感じ?】対話を見せてもらえるとしたら!?
著 者 : 土門蘭
題 名 :『死ぬまで生きる日記』
出版社 : 生きのびるブックス
発売日 : 2023.4.20
ページ数: 264頁
「死ぬまで生きる日記」は、人のカウンセリング内容を見させてもらえる貴重な本です。
作者である土門蘭さんは普通に生活しながらも、ふいにやってくる「死にたい」という気持ちとずっと戦ってきました。
「死ぬまで生きる日記」は、土門蘭さん自身がカウンセリングを受けて心の状態が変わっていく過程が綴られています。
心の変化だけでなく、カウンセラーとの対話も書いてくれており、カウンセリングがどんな感じかイメージが掴みやすい一冊です。
専門家の方に寄り添ってもらいながら漠然とした感覚を言語化することで、自分の中で整理されて解決の糸口が見えてきます。
内面の深い部分の話は、家族や友達には言いづらいですよね。日常で「〇〇で悩んでいる」と話すと、具体的な状況や今後の行動にフォーカスがいきやすいと思います。カウンセリング方法は人によるとは思うのですが、この本ではその気持ちを紐解いてほぐしていくような印象がありました。実践した方法も盛り込まれていて参考になります。
しかも、この本はエッセイです。専門書のような情報や方法論が詰め込まれた硬い感じでもなく、物語を読んでるように土門蘭の気持ちに時々共感しながら読み進められます。
心に関する本で「こういう人の事例がありました」みたいな紹介は結構ありますが、どんなやり取りをしているかなど細かく見せてくれることは少ない気がします。読んでいて、個人的にとても新鮮でした。
オンラインカウンセリングで心のメンテナンス!【管理人も受けた】
ピンチの時に、カウンセリングが助けになる部分はあると思います。それだけでなく、定期的に本音を吐き出す場所としてカウンセリングを受けてみるのもアリです。
私もバイオリズムとして毎月感情の波があるので、うまく付き合っていくためにも月に1回メンテナンスとしてオンラインカウンセリングを受けています。
・守秘義務があり情報がもれない
・本音を話すことで思考が整理される
・病院に行くよりハードルが低い
・サービスによっては名前や顔を伏せれる
自宅で受けるという選択肢が広がっているのも助かりますね。人との相性もあると思うのですが、信頼できる人を見つけられたらすごく心の支えになりますよ。
カウンセリング受けた方の正直なエッセイ「死ぬまで生きる日記」
今回は、土門蘭さんの「死ぬまで生きる日記」をご紹介させていただきました。オンラインのカウンセリングサービスについても触れましたが、はじめてだとどうしてもハードルがありますよね。「死ぬまで生きる日記」では過程を深く書いてくださっているので、読むだけで癒される部分がありますし、カウンセリングがどんな感じかイメージもわきやすいです。
ずっとモヤモヤが続いたり、苦しい状況に1人で耐えている方が、少しでも心の負荷を減らすことに繋がればいいなと思います。
気になる方は是非本を手にとってみてくださいね!
・カウンセリングがどんな感じなのか気になる
・カウンセリングに少しハードルを感じる
・人になかなか心の内を話せなくて悩んでいる
最後までお読みいただきありがとうございました♪